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J-GLOBAL ID:201202237944902713   整理番号:12A0684486

生物電気活性分子を用いて修飾した支持及び固定脂質二分子層中の電子移動

Electron Transport in Supported and Tethered Lipid Bilayers Modified with Bioelectroactive Molecules
著者 (2件):
資料名:
巻: 116  号: 13  ページ: 3909-3917  発行年: 2012年04月05日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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L-α-ホスファチジルコリンと1,2-ジパルミトイル-sn-グリセロホスホチオエタノールを用い,支持自立脂質二分子膜(「ブラック」脂質膜)及び固定脂質二分子膜(tBLM)中の電子移動速度を考察した。その後,極めて重要なミトコンドリア膜関連分子:ユビキノン-10(UQ10)とα-トコフェロール(VitE)を用いBLM膜を修飾した。電気化学インピーダンス分光法(ELS)及びサイクリックボルタンメトリー(CV)によって三種類の酸化還元対,Fe(CN)63-/4-,Ru(NH3)63+/2+及びNAD+/NADHでもって未修飾薄膜中の電子移動速度を調べた。同じ方法によって生物関連NAD+/NADH電気活性分子対を用い修飾薄膜中の電子移動速度を調べた。BLMを唯一UQ10で修飾したとき,電子移動を観測することができることを示した。しかしながら,抗酸化剤VitEを修飾に加えたとき,UQ10が提供した電子移動は阻害された。CVを用いる初期研究に従うと,ELSデータを用い,一層詳細にこの現象を調べるため電子移動理論とデータの比較を使用した。薄膜を横切る電子トンネリングが原因となる標準速度定数k0thは使用したβ値に依存した。電位に無関係な電子トンネリング係数βの二種類の異なる値をあてはめ,文献で通常報告されている値の1/2β値が理論と実験結果間で良く一致することを見いだした。未修飾薄膜と修飾薄膜のk0thのβ値依存性から,実験電子移動速度k0appが修飾と未修飾薄膜中で10-8cm/sの桁である。
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分類 (2件):
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細胞構成体一般  ,  電気化学反応 
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