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J-GLOBAL ID：201202237963866531   整理番号：12A0526542

リスクといかに向きあうか 原子力リスクとヒューマンインタラクション

著者 (1件)： 北村正晴 (東北大)
資料名： ヒューマンインタフェース学会誌  (Human Interface)
巻： 14  号： 1  ページ： 9-14  発行年： 2012年02月25日 
JST資料番号： L3613A  ISSN： 1344-7254  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,まず2章で,リスクコミュニケーションのうち特に科学技術についてのコミュニケーション(「科学技術コミュニケーション」)を取りあげて,その概念や目的,実践にあたって配慮すべき事項が歴史的にどのように変遷してきたのかを説明した。次に3章で,福島第一原子力発電所における事故が発生する以前の「原子力コミュニケーション」に注目し,これまでの取り組みによって得た経験的知見に基づきながら,実施する上での困難性を論じるとともに,どのような対応が求められるのかを示した。また4章では,福島第一原子力発電所事故を経験した今後の原子力コミュニケーションについて,具体的にどうあるべきかを参考となり得る事例に触れながら議論した。最後に5章で,科学技術コミュニケーションを支援するためのヒューマンインタフェース技術について,特に討論内容を整理・集約し,知識ベース化する技術に焦点をあて,これを導入することによってどのような効果が期待できるのかを説明した。

シソーラス用語： 相互作用 ,  *ヒューマンインタフェイス ,  *リスク分析 ,  *原子力安全 ,  *コミュニケーション ,  ヒューマンファクタ ,  発電所 ,  災害 ,  原子炉事故 ,  市民参加 ,  知識ベース ,  原子力災害
準シソーラス用語： ヒューマンインタラクション ,  リスクコミュニケーション ,  福島第一原子力発電所

分類 (2件)： 安全管理  (KB06000D) ,  原子炉安全一般  (MD06010W)

引用文献 (29件)：

• http://www.smalltalk.org/alankay.html
• JOY, B. Why the future doesn't need us ; Wired 8.04. 2000
• GIDDENS, A. Runaway World. 2003
• 吉川肇子. リスクとつきあう. 2000, 2-5
• 八木絵香. 「対話フォーラム」実践による原子力リスク認知構造解明. 日本原子力学会和文論文誌. 2007, 6, 2, 126-140

タイトルに関連する用語 (3件)： リスク ,  原子力 ,  ヒューマンインタラクション