文献

J-GLOBAL ID：201202237988782448   整理番号：12A1235415

力測定において使用される指示装置用標準器の校正方法の検討

著者 (1件)： 堤晋太郎 (日電検)
資料名： 電気検定所技報  (JEMIC Technical Report)
巻： 47  号： 2  ページ： 17-22  発行年： 2012年04月10日 
JST資料番号： G0544B  ISSN： 0385-3047  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 力の測定は力-電気変換器であるロードセルとロードセル用指示装置を用いて行われる。ロードセルは,起歪体が上下方向から圧縮力を受けて変形し,その弾性変形量を電気的に検出するもので,ロードセルから出力される電圧は数mV以下と非常に小さい。そのため,力の精密測定には熱起電力およびノイズ等の影響を小さくするため交流分圧比による測定が行われる。一方,交流分圧比を用いた指示装置の校正については実験的な試みはあるが,まだ,確立されていない。今回,指示装置を校正するために使用される交流分圧比の標準器(HBM社製BN100)に関する校正方法の検討を行い,校正装置の試作を行った。本文は,BN100用の校正装置に関する原理,仕様および一般的に使用されるBN100の測定結果について報告する。

シソーラス用語： 計測 ,  *指示装置 ,  *標準器 ,  *キャリブレーション ,  *ロードセル ,  力 ,  引張力
準シソーラス用語： 圧縮力 ,  *力測定

分類 (1件)： 力,仕事量,圧力,摩擦の計測法・機器  (AD05050V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 力測定 ,  指示装置 ,  標準器 ,  校正