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J-GLOBAL ID：201202238082019000   整理番号：12A0937164

摸擬的胃腸内消化による鶏卵リボフラビン結合蛋白質におけるIgE反応ペプチドの識別

Identification of an IgE Reactive Peptide in Hen Egg Riboflavin Binding Protein Subjected to Simulated Gastrointestinal Digestion

著者 (7件)： MARTOS Gustavo (CSIC, Madrid, ESP) ,  PINEDA-VADILLO Carlos (CSIC, Madrid, ESP) ,  MIRALLES Beatriz (CSIC, Madrid, ESP) ,  ALONSO-LEBRERO Elena (Hospital Gregorio Maranon, Madrid, ESP) ,  LOPEZ-FANDINO Rosina (CSIC, Madrid, ESP) ,  MOLINA Elena (CSIC, Madrid, ESP) ,  BELLOQUE Josefina (CSIC, Madrid, ESP)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 60  号： 20  ページ： 5215-5220  発行年： 2012年05月23日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 卵蛋白質のアレルゲン性に対するリボフラビン結合蛋白質(RfBP)の作用を解明する目的で,in vitroでの摸擬的胃腸モデルを用いて胃腸内消化前後のRfBPのIgE結合能を調べた。RfBPの消化は,逆相HPCLとSDS-PAGEを用いて測定した。RfBPは,主に胃消化段階で消化され,残存した蛋白質の断片はジスルフィド結合を介して結合した。無傷のRfBPは卵アレルギー患者から得たIgEと強く結合したが,その消化物のIgE結合レベルは減少した。患者由来のIgEと結合するRfBP断片を特定するために,プールした血清を用いて消化したRfBPに対して免疫ブロットを実施した。その結果,41~84のアミノ酸残基と一致するRfBPの断片が,患者血清由来のIgEと反応した。

シソーラス用語： *タンパク質 ,  鶏卵 ,  食品アレルギー ,  Fcε受容体 ,  胃腸管 ,  消化 ,  シミュレーション ,  免疫原性 ,  in vitro実験 ,  *免疫グロブリンE ,  血清 ,  ウェスタンブロット法
準シソーラス用語： アレルゲン性 ,  *リボフラビン結合蛋白質 ,  卵アレルギー

分類 (4件)： 食品の分析  (FJ01030U) ,  免疫反応一般  (ED03010T) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  バイオアッセイ  (EA03060N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 消化 ,  鶏卵 ,  リボフラビン結合蛋白質 ,  IgE ,  ペプチド ,  識別