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J-GLOBAL ID：201202238109774239   整理番号：12A0238737

示差CTによる材料の差別化

Material Differentiation by Differential Computed Tomography

著者 (4件)： PROKOP Josef (Czech Technical Univ. in Prague, Fac. of Nuclear Sciences and Physical Engineering) ,  SVEDA Libor (Czech Technical Univ. in Prague, Fac. of Nuclear Sciences and Physical Engineering) ,  JANCAREK Alexandr (Czech Technical Univ. in Prague, Fac. of Nuclear Sciences and Physical Engineering) ,  PINA Ladislav (Czech Technical Univ. in Prague, Fac. of Nuclear Sciences and Physical Engineering)
資料名： Materials Transactions  (Materials Transactions)
巻： 53  号： 2  ページ： 321-322 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： G0668A  ISSN： 1345-9678  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文ではいわゆる二重エネルギーCTを使用して,個々の物質の差別化の実現可能性についての研究を提示する。断層写真上の個々のピクセルは様々な投射角からサンプルを貫通するX線の減衰の結果である。減衰は,放射線の吸収と散乱によって引き起こされる。これら二つの主要なメカニズムの寄与は,原子番号,電子密度,及びまたX線光子エネルギーに依存している。材料特性は組成を原子番号または密度情報に分解できれば,定量的に分析することができる。したがって,2つの異なるX線スペクトルが,フィルタを使用して利用された。提案した手法の原理は,関連する検出器を較正して,数値的アプローチを行うことである。著者らは組成が既知のサンプルで最初にこの方法を試験した。結果から”ビーム硬化”の除去と材料組成の推定ができることが示された。材料のより一層正確な測定のために提案した手法を使用するには,検出器の改良が必要である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *X線CT ,  実現可能性 ,  画素 ,  減衰 ,  検出器 ,  原子番号 ,  電子密度 ,  改変 ,  材料 ,  X線
準シソーラス用語： 二重エネルギーCT ,  差別化

分類 (1件)： X線技術  (BA02060D)

引用文献 (4件)：

• RIZESCU, C. Nucl. Instrum. Methods Phys. Res. A. 2001, 465, 584-599
• HEISMANN, B. J. J. Appl. Phys. 2003, 94, 2073-2079
• VAN GEET, M. Sediment. Geol. 2000, 132, 25-36
• LOPES, R. T. Appl. Radiat. Isot. 2000, 53, 665-671

タイトルに関連する用語 (2件)： CT ,  差別