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J-GLOBAL ID:201202238218888031   整理番号:12A0042763

ヒトを用いた実験において動的な社会ネットワークは協力を促進する

Dynamic social networks promote cooperation in experiments with humans
著者 (5件):
資料名:
巻: 108  号: 48  ページ: 19193-19198  発行年: 2011年11月29日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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人間集団は高度に協力的で組織化されている。人間相互作用は,ランダムなものではなく社会ネットワーク内に構造化されている。これらネットワーク内の結びつきは動的で,個々の社会的相手の挙動に応答して変化する。人々は彼等の周囲の人々の協力や離反に対して,ネットワークの結びつきを形成あるいは破壊することで応答しうる。本研究で,ある程度の大きさの群集における協力を安定化するための,戦略的結びつきの形成および解消のパワー,それが引き起こすネットワーク修飾,の実験的証拠を提示した。本実験で探査したのは,大規模な協力で,被験者達の協力行動が,彼等が相互作用する全ての人間に平等に利益的な状況にあった。社会ネットワークが各ラウンドでランダムシャフルされたり,全ラウンドに亘って固定された場合,協力が徐々に減退した。また,ネットワークが動的であるが,更新頻度が高くないと協力は再び消失した。一方,被験者がそれらのネットワーク連結を頻繁に更新できる場合,質的に異なる結果が得られ,ネットワークの配線換えを通して高レベルで協力が維持された。被験者は優先的に離反者との結びつきを破壊すると共に,協力者と新しい結びつきを形成し,協力するインセンティブを創出して,ネットワーク構造を大きく変えていく。本実験結果は,一連の進化ゲーム理論モデル予測を確認すると共に,大規模な人間協力を支持する上で動的な社会ネットワークが重要な役割を果たす事を示した。
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分類 (1件):
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応用心理学 
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