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J-GLOBAL ID：201202238261582230   整理番号：12A1359105

結核菌からの推定テトラサイクリンレプレッサーファミリー転写レギュレータFad35Rの平衡結合と動力学特性

Equilibrium binding and kinetic characterization of putative tetracycline repressor family transcription regulator Fad35R from Mycobacterium tuberculosis

著者 (7件)： ANAND Sushma (Inst. of Microbial Technol., Chandigarh, IND) ,  SINGH Vijay (Inst. of Microbial Technol., Chandigarh, IND) ,  SINGH Appu Kumar (Inst. of Microbial Technol., Chandigarh, IND) ,  MITTAL Monica (Inst. of Microbial Technol., Chandigarh, IND) ,  DATT Manish (Inst. of Microbial Technol., Chandigarh, IND) ,  SUBRAMANI Bala (Inst. of Microbial Technol., Chandigarh, IND) ,  KUMARAN Sangaralingam (Inst. of Microbial Technol., Chandigarh, IND)
資料名： FEBS Journal  (FEBS Journal)
巻： 279  号： 17  ページ： 3214-3228  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： B0206B  ISSN： 1742-464X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脂肪酸は結核菌の生存性と病原性で重要な役割を果たす。アシルCoAシンテターゼ(Fad)による脂肪酸のアシルCoAへの活性化は,脂肪酸代謝の最初で重要な段階である。しかし多様なFad遺伝子の発現が調節される機構は不明である。本論文で,Fad35遺伝子の上流に局在する推定テトラサイクリンレプレッサー(TetR)ファミリーレギュレーターFad35RがFad遺伝子のレギュレーターであるかどうかを試験するため,結核菌よりFad35R遺伝子をクローニングし,発現し,精製し,その特性を解析した。Fad35RはFad35遺伝子上流のパリンドローム調節モチーフに,特異的で,高親和性(K_d=0.033μM)に結合した。Fad35R二量体のプロモーター領域への結合のモルエンタルピーは,QacRのIR1への結合の場合より約2倍高かった。Fad35RはFadRの機能的ホモログであり,代謝産物依存的に遺伝子発現を調節していることを示唆した。

シソーラス用語： *結核菌 ,  *アシルCoAシンテターゼ ,  *DNA結合タンパク質 ,  テトラサイクリン類 ,  *転写因子 ,  プロモーター領域 ,  結合部位 ,  分子認識 ,  脂質代謝 ,  脂肪酸 ,  転写【遺伝】 ,  プラズマ共鳴
準シソーラス用語： *Fad35R ,  TetR蛋白質 ,  脂肪酸代謝 ,  表面プラズモン共鳴

分類 (2件)： 代謝と栄養  (EG03054K) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 結核菌 ,  推定 ,  転写レギュレータ ,  平衡 ,  動力学特性