文献
J-GLOBAL ID:201202238340532540   整理番号:12A0808514

元素粉末から微細結晶粒Cu-Al-Ni形状記憶合金ストリップを作製する新規の粉末冶金プロセシング手法

A Novel Powder Metallurgy Processing Approach to Prepare Fine-Grained Cu-Al-Ni Shape-Memory Alloy Strips from Elemental Powders
著者 (4件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 2484-2499  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: E0265B  ISSN: 1073-5623  CODEN: MTTABN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
新規の粉末冶金(P/M)プロセシング手法によって,元素のCu,AlおよびNi粉末から微細結晶粒のCu-Al-Ni高温形状記憶合金(SMA)ストリップを成功裡に作製することについての実験結果を説明する。この手法は,元素粉末混合物の短時間ボールミリング,ミルした粉末からのプリフォーム作製,プリフォームの焼結,保護雰囲気下での剥き出しで焼結した粉末プリフォームの熱間圧密化圧延およびホットロールしたストリップの緻密化処理後の均質化処理から成る。現行のプロセシング手法によって平均粒径が約6μmの等軸の結晶粒から成る化学的に均一なCu-Al-Ni SMAストリップを作製することが可能であることを示した。仕上がりCu-Al-Ni SMAストリップの微細な結晶粒のミクロ組織が,粒界にあるナノサイズのアルミナ粒子のピンニング効果に起因することも示した。仕上がりSMAストリップは事実上ほとんど完全マルテンサイトであり,β′<sub>1</sub>とγ′<sub>1</sub>タイプマルテンサイトの混合物から成る。Cu-Al-Ni SMAストリップは平均破断強さが677MPaであり,そのときの平均破断ひずみは13%であった。試験片の破面はいくらか粒内破壊モードを伴った,主としてディンプルの延性タイプの破断を示した。Cu-Al-Niストリップは,1,2および4%付与した変形予ひずみでの拘束無し加熱を続けた曲げの後,ほとんど100%1方向的形状回復を示した。2方向の形状記憶ひずみは,4%付与したトレーニング予ひずみでの15トレーニングサイクルの後約0.35%であることが判明した。Copyright 2012 The Minerals, Metals & Materials Society and ASM International Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
圧粉,焼結  ,  その他の金属組織学 
タイトルに関連する用語 (12件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る