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J-GLOBAL ID：201202238342143508   整理番号：12A1317169

ランタン塩によるポリ-p-ポリフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維の表面改質の,ポリイミド複合材の曲げ及び摺動特性への影響

Effect of surface modification of poly-p-phenylenebenzobisoxazole fiber with lanthanum salt on flexural and tribological properties of composite with polyimide

著者 (3件)： LIANG Yu (Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai, CHN) ,  XIANHUA Cheng (Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai, CHN) ,  XIANHUA Cheng (Lanzhou Inst. of Chemical Physics, Chinese Acad. of Sci., Lanzhou, CHN)
資料名： Journal of Composite Materials  (Journal of Composite Materials)
巻： 46  号： 17  ページ： 2079-2087  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： B0859A  ISSN： 0021-9983  CODEN： JCOMB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ-p-ポリフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)繊維の表面処理上のランタン塩の,PBO繊維強化ポリイミド(PI)複合材の曲げ及び摺動特性への影響を調査した。ランタン塩の表面改質は,エタノール,LaCl₃,エチレンジアミンテトラ酢酸,塩化アンモニウム等からなる。PBO繊維(15vol%)とPI(85vol%)をミキサーの中で攪拌し,複合材板はプレス成形で作った。摩擦と摩耗試験を,往復動摩擦計で,温度20°C,相対湿度45-55%の下で行った。試験の結果,ランタン塩処理で曲げ強度と曲げ弾性率は大きく改善された。ランタン塩処理の複合材は,低い摩擦係数と摩耗率を示した。PBO繊維の表面特性をX線光電子顕微鏡で調べた結果,ランタン塩処理PBO繊維の表面の極性群の含有量が,未処理の繊維よりも増加していた。この増加が,PBO繊維とPI基質間の接着を強化したと見られる。

シソーラス用語： ランタン化合物 ,  *ポリベンゾビスオキサゾール ,  *繊維 ,  表面改質 ,  ポリイミド ,  複合材料 ,  性質 ,  特性 ,  *機械的性質 ,  摩耗試験
準シソーラス用語： ポリフェニレンベンゾビスオキサゾール ,  曲げ特性 ,  摺動特性

分類 (2件)： 表面処理  (YH04112X) ,  ゴム・プラスチック材料試験  (HB03000F)

タイトルに関連する用語 (9件)： ランタン ,  塩 ,  ポリフェニレンベンゾビスオキサゾール ,  繊維 ,  表面改質 ,  ポリイミド ,  複合材 ,  曲げ ,  摺動特性