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J-GLOBAL ID：201202238366816759   整理番号：12A0372413

アーク放電を用いた溶融金属積層時の溶融池の冷却方法による積層特性への影響

Influence of the Cooling Method of the Molten Pool on the Laminating Characteristics in Direct Metal Lamination by Using Arc Discharge

著者 (5件)： 上岡利人 (東京農工大 大学院生物システム応用科学府) ,  阿部壮志 (東京農工大 大学院工学府) ,  石川修平 (ブリヂストン) ,  石川修平 (東京農工大 工) ,  笹原弘之 (東京農工大 大学院工学府)
資料名： 日本機械学会論文集 C編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C (Web))
巻： 78  号： 785  ページ： 282-291 (WEB ONLY)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0184A  ISSN： 1884-8354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アーク放電を用いた溶融金属積層において,造形時の一層あたりの積層高さや積層幅を把握することは,目標とする造形精度を満足するために必要な情報である。本報告では,溶融金属積層における溶融池の冷却方法による積層特性への影響について論じている。空冷と提案するシェル造形物を水冷する方法とを比較し,本報告の条件下では,空冷の場合に比して水冷の場合には,積層高さは4~6%程度高くなり,積層幅は,4~6%程度細くなることを明らかにしている。また,水冷積層時には空冷積層時よりも冷却速度が高いため,溶融池が冷却する際,過冷却の程度が大きくなり,凝固温度がより降下し凝固時の表面張力が大きくなるために接触角が大となる。これにより,積層部分の断面形状も接触角の変化に伴って変わることを明らかにしている。(著者抄録)

シソーラス用語： *アーク放電 ,  *溶融金属 ,  *溶融池 ,  *層 ,  積層材料 ,  *冷却速度 ,  界面張力 ,  接触角 ,  凝固点 ,  シェル構造 ,  積層成形 ,  *アーク溶接 ,  付加製造
準シソーラス用語： *積層 ,  積層造形 ,  表面張力

分類 (1件)： 溶接技術  (WC07030G)

タイトルに関連する用語 (3件)： アーク放電 ,  溶融金属 ,  溶融池