文献
J-GLOBAL ID:201202238374870681   整理番号:12A1262185

細胞外液におけるナノモル濃度のATP,ADP,AMP,アデノシン,イノシン及びピロリン酸濃度の同時検出のための酵素結合アッセイ

Enzyme-coupled assays for simultaneous detection of nanomolar ATP, ADP, AMP, adenosine, inosine and pyrophosphate concentrations in extracellular fluids
著者 (4件):
資料名:
巻: 1823  号: 10  ページ: 1967-1975  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
採取体液の付加的操作あるいは誘導体化をしない,ATPとその代謝産物の同時生物ルミネセンス(ATP,ADP,PPi)及び蛍光定量的(AMP,アデノシン,イノシン,ヒポキサンチン)測定に対する,酵素結合アプローチの組み合わせを実施した。これらのセンシング技術を用いることにより,休止及び炎症促進性条件の両方で,きまざまな細胞及び組織において細胞外プリンを測定した。得られた結果から,ある種の特徴的なナノモルレベルで細胞外ATP,ADP及びアデノシンを維持する内皮,リンパ系及び腫瘍細胞の能力を明らかにした。内因的に遊離した,及び/又は外因的に投与したプリン及びその代謝産物の量を定量することにより,これらのセンシング技術が,細胞表面でのプリン変換経路の評価に対して,また,無傷組織におけるプリンホメオスタシスのex vivo分析に対して適用されると思われた。さらに,ヌクレオチドピロホスファターゼ/ホスホジエステラーゼ反応の経過において細胞外ATPに由来する,PPiを保持する転移性前立腺癌PC3及び乳癌MDA-MB-231細胞の能力を示すことにより,ATPの腫瘍形成作用の基礎をなす機構への新たな洞察を提示した。まとめると,結果は,細胞外ATP,ADP及びアデノシンが,ATP及び他のプリンの均衡した遊離及び不活性化を介して定常状態レベルで維持されたヌクレオチドターンオーバーの複雑なパターンを暗示し,さらに,プリン受容体の持続的活性化及び/又は脱感受性に対する塩基アゴニスト遊離の重要性を示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
核酸一般  ,  生化学的分析法  ,  細胞生理一般 
物質索引 (7件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る