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J-GLOBAL ID：201202238390625450   整理番号：12A0413184

腸管出血性大腸菌のLEE1転写ユニットの5′リーダー配列をミニ遺伝子にして翻訳すると隣接する下流の遺伝子の発現が影響される

Translation of a minigene in the 5′ leader sequence of the enterohaemorrhagic Escherichia coli LEE1 transcription unit affects expression of the neighbouring downstream gene

著者 (6件)： ISLAM Md.Shahidul (Univ. Birmingham, Birmingham, GBR) ,  SHAW Robert K. (Univ. Birmingham, Birmingham, GBR) ,  SHAW Robert K. (Imperial Coll. London, London, GBR) ,  FRANKEL Gad (Imperial Coll. London, London, GBR) ,  PALLEN Mark J. (Univ. Birmingham, Birmingham, GBR) ,  BUSBY Stephen J.W. (Univ. Birmingham, Birmingham, GBR)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 441  号： 1  ページ： 247-253  発行年： 2012年01月01日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 腸管出血性大腸菌のLee1オペロンのRNA転写物にある最初の遺伝子lerの5′末には長いリーダー配列があり,その中の3箇所に代替えの開始コドン候補のAUGが存在する。この領域をlac融合発現すると,本来のAUGと代替えAUG候補の1つは開始コドンとして機能することを確認した。代替え開始コドンにはAAAと終止コドンUAGが続き,このジペプチド分の読み枠はlerの翻訳開始に重要なようであり,UAGを変異するとlerの発現が著しく影響されたので,この短い読み枠の翻訳がler遺伝子の最適な発現に必要だった。この翻訳が腸管出血性大腸菌と宿主標的細胞との結合に必要であることも確認した。

シソーラス用語： *病原性大腸菌 ,  翻訳【遺伝】 ,  オペロン ,  細胞接着 ,  mRNA ,  *開始コドン ,  *細菌感染
準シソーラス用語： LEE1オペロン ,  *腸管出血性大腸菌 ,  翻訳開始

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  微生物感染の生理と病原性  (EG03053T)

タイトルに関連する用語 (7件)： 腸管出血性大腸菌 ,  転写ユニット ,  リーダー配列 ,  遺伝子 ,  翻訳 ,  下流 ,  発現