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J-GLOBAL ID:201202238413468047   整理番号:12A1166750

最終高炉スラグの流動性に及ぼすマグネシウムとアルミニウム酸化物の効果とその利用

Effect of Magnesium and Aluminum Oxides on Fluidity of Final Blast Furnace Slag and Its Application
著者 (3件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 1449-1455 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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一般的に,高炉操業のスラグ体積を減少させると燃料比を下げ,生産性を向上させることができる。高シンタ比操業では,低スラグ体積を得る有効な方法の1つはシンタの脈石量を減少させることである。基本的には,シンタミックス中のじゃ紋石の量を低下させることはより少ない量の脈石の適切なシンタを作りだす実現可能性のある方法である。しかし,この方法は,流動性に影響を与えるかもしれない最終スラグのマグネシウム酸化物量をより少なくさせる結果になるかもしれない。このため,最終スラグの流動性に及ぼすMgOとAl2O3の効果を調べた。光学軟化温度装置と粘度計をそれぞれ用い,半人工スラグの液相線温度と粘性を測定してデータを処理し,液相線温度,粘度方程式および等流動性ダイアグラムについてSiO2-Al2O3-CaO-MgO-TiO2半人工スラグの多重回帰式を開発した。実験結果は,より低い液相線温度とより良い粘度安定性が調べた化学成分の範囲ではMgO=5.4%,Al2O3=10-15%,TiO2=0.5%とC/S=1.2の領域にあることを示唆した。高炉最終スラグの等流動性ダイアグラムの幾つかの観察は,液相線温度がMgO量の減少とともに減少し,MgO=5~9%,Al2O3=15%,C/S=1.0~1.2の範囲においてスラグの粘度をMgO量に依存していないものと見ることができることを示した。また,スラグの流動性はMgO=5.4%,C/S=1.2の条件下でAl2O3量の増加につれ悪化した。その結果,高熱レベルの安定した高炉操業下のAl2O3=15%,C/S=1.2の条件下で6.5から5.4%へMgO量を下げることができることを示唆した。さらに,CSC’sBF操業においてこの配合のより低いMgO量(5.4%)を実施しスラグ量を減少させて,全てのCSC’sBFsのプロセスコンピュータにリアルタイムにスラグ流動性を表わす本研究で開発した流動性の式をかって導入させた。(翻訳著者抄録)
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製銑 
引用文献 (4件):
  • 1) J. S. Shiau and S. H. Liu: Min. Metall. 52 (2007) 44–50.
  • 2) S. H. Yi and W. W. Huh: Proc. Int. BF Lower Zone Sym., (AusIMM, 2002) pp. 1–6.
  • 3) J. R. Kim, Y. S. Lee, D. J. Min, S. M. Jung and S. H. Yi: ISIJ Int. 44 (2004) 1291–1297.
  • 4) K. Higuchi, Y. Takamoto, T. Orimoto, T. Sato, F. Koizumi, K. Shinagawa and H. Furuta: Nippon Steel Tech. Report 94 (2006) 36–41.
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