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J-GLOBAL ID：201202238418086479   整理番号：12A0394818

”アニーリング無し”のハイブリッドバルクヘテロ接合太陽電池のためのフラーレンによる表面官能化によるZnOナノ粒子の界面ナノ構造形成

Interfacial Nanostructuring of ZnO Nanoparticles by Fullerene Surface Functionalization for “Annealing-Free” Hybrid Bulk Heterojunction Solar Cells

著者 (5件)： YAO Kai (Nanchang Univ., Nanchang, CHN) ,  CHEN Lie (Nanchang Univ., Nanchang, CHN) ,  CHEN Yiwang (Nanchang Univ., Nanchang, CHN) ,  LI Fan (Nanchang Univ., Nanchang, CHN) ,  WANG Peishan (Nanchang Univ., Nanchang, CHN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 116  号： 5  ページ： 3486-3491  発行年： 2012年02月09日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ZnOナノ粒子(nc-ZnO)とポリ(3-ヘキシルチオフェン)(P3HT)のブレンドにもとづくハイブリッドバルクヘテロ接合(BHJ)有機太陽電池の光電池応答を向上するため,ZnOナノ粒子表面へのフラーレンのグラフトの効果について研究した。[6,6]-フェニル-C61-酪酸(PCBA)をグラフトしたnc-ZnOを合成した。PCBA-nc-ZnOの光ルミネセンスの消光とPCBA-nc-ZnOの時間分解吸収測定によって,ZnO-C60間の効率的な電子的相互作用と電子移動を確認した。nc-ZnOへのPCBAの結合によって溶液中でのナノ粒子の規則的会合体の形成が誘起されるために,アニーリング無しでP3HT/PCBA-ZnOハイブリッドのナノスケールの形態が制御でき,その結果,最適な相分離が実現できた。PCBA-ZnO粒子とP3HTにもとづくハイブリッドBHJ太陽電池を溶液プロセスによって作製した。ZnOナノ粒子の表面の界面修飾による電荷分離の増強とP3HTとの相溶性の改善によってデバイス性能が0.59%から1.20%まで向上され,5.39mA/cm2の短絡電流密度(JSC)が得られた。

シソーラス用語： *酸化亜鉛 ,  *太陽電池 ,  *フラーレン ,  *官能化 ,  *ナノ粒子 ,  ナノ構造 ,  ポリヘキシルチオフェン ,  電荷分離 ,  電流密度 ,  相溶性 ,  電子移動 ,  光ルミネセンス ,  消光 ,  相分離 ,  表面改質 ,  ナノ複合材料
準シソーラス用語： *ヘテロ接合太陽電池 ,  *表面官能化 ,  短絡電流密度

分類 (2件)： 電池一般  (YB04010O) ,  太陽電池  (NC03084O)

物質索引 (1件)： PCBA

タイトルに関連する用語 (7件)： アニーリング ,  バルクヘテロ接合太陽電池 ,  フラーレン ,  表面官能化 ,  ZnOナノ粒子 ,  界面 ,  構造形成