抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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次亜塩素酸水を用いた室内除菌システムを紹介する。次亜塩素酸の殺菌作用は必須酵素や抗酸化性物質のスルフヒドリル基の酸化である。次亜塩素酸水の有効塩素は紫外線や温度により自己分解が促進されるので冷暗所での保管が必要である。本システムではpHを微酸性~中性域に調整した次亜塩素酸水を用いる。空間の除菌性能評価には指標菌であるバイオロジカルインジケーター(BI)を用いる。BIの判定は滅菌の成否のみを判定する簡便な方法である。培養後の液体培地が透明な場合は10
6個のすべて死滅,すなわち陰性と判定できる。