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J-GLOBAL ID：201202238463898042   整理番号：12A0215031

光化学的遺伝学

Optochemical Genetics

著者 (3件)： FEHRENTZ Timm (Ludwig-Maximilians-Univ., Munich, DEU) ,  SCHOENBERGER Matthias (Ludwig-Maximilians-Univ., Munich, DEU) ,  TRAUNER Dirk (Ludwig-Maximilians-Univ., Munich, DEU)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 50  号： 51  ページ： 12156-12182  発行年： 2011年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自然界の分子機構が合成化学に利用できる範例は神経生理で重要な役割を果たす膜貫通蛋白質のセットにどのように適用できるか,を概説した。最初に,感覚認知,シグナル伝達及び活動電位発生に関与するいくつかの基本的な機構を要約した。次いで,非常に有用な刺激である光に対して感受性になるためにはどのようにプログラムを作り直すか,及び結果として生ずる人工光受容体が神経回路網の制御及び検討に対してどのように使用できるか,を一般用語で詳細に論じた。このことは現在急速に拡大している神経科学の新しい分野である「光遺伝学」の目標である。また,化学成分の添加が光遺伝学に対してどのように補足し,拡大するか,並びに「光化学的遺伝学」が新規の刺激的な方法で神経系の精密な吟味及び機能強化にどのように寄与するか,についても示した。なお,具体的に 1)膜受容体とそれらの神経生物学での役割,2)脳のライトアップ,3)電圧依存性カリウムチャンネル及びその光増感性,4)チャンネル型グルタミン酸受容体とその光増感性,5)5量体リガンド依存性イオンチャンネル及びその光増感性,6)標的の存在量,などについて詳述した。

シソーラス用語： *遺伝学 ,  生化学 ,  *イオンチャンネル ,  神経生理 ,  化学 ,  機構 ,  分子構造 ,  認識 ,  活動電位 ,  感受性 ,  光刺激 ,  *光受容体 ,  *化学合成 ,  神経回路網 ,  再編成 ,  神経科学 ,  脳神経 ,  光照射 ,  *膜受容体 ,  カリウムチャンネル ,  グルタミン酸受容体
準シソーラス用語： 5量体リガンド依存性イオンチャンネル ,  イオンチャンネル型グルタミン酸受容体 ,  チャンネル型グルタミン酸受容体 ,  プログラム再編成 ,  遺伝生化学 ,  感覚認知 ,  光遺伝学 ,  *光化学的遺伝学 ,  光感受性 ,  合成化学 ,  *人工光受容体 ,  電圧依存性カリウムチャンネル ,  認知 ,  脳神経系 ,  分子機構

分類 (5件)： 神経系一般  (EJ12010J) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  神経の基礎医学  (GN01020W) ,  光化学一般  (CB08010U)

タイトルに関連する用語 (2件)： 光化学 ,  遺伝学