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J-GLOBAL ID：201202238507599382   整理番号：12A0858251

SiO₂上のn-プロパノールと水の共吸着:減衰全反射赤外分光法(ATR-IR)と総和周波数発生(SFG)振動スペクトルによる2成分系吸着層の厚さ,組成と構造の研究

Coadsorption of n-Propanol and Water on SiO₂: Study of Thickness, Composition, and Structure of Binary Adsorbate Layer Using Attenuated Total Reflection Infrared (ATR-IR) and Sum Frequency Generation (SFG) Vibration Spectroscopy

著者 (2件)： BARNETTE Anna L. (Pennsylvania State Univ., Pennsylvania, USA) ,  KIM Seong H. (Pennsylvania State Univ., Pennsylvania, USA)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 116  号： 18  ページ： 9909-9916  発行年： 2012年05月10日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： n-プロパノールと水(y_propanol+y_water=1)の2成分系吸着層の平衡飽和条件近傍での厚さ,組成と構造について,ATR-IRと(SFG)によって研究した。2成分系吸着層の厚さと組成は蒸気組成に対して直線的には変化しない。吸着したn-プロパノールの厚さはy_propanol=~0.4までほぼ一定であるが,y_propanolが0.36(共沸濃度)以下では低下する。y_propanol>0.6では水の吸着は比較的一定となる。y_propanol<0.6に減少すると,水の取り込みはy_propanol=0での~0.65nmまで直線的に減少し,この値はシリカ表面への約20MLの水の吸着に対応する。2成分系吸着層は層状構造を形成し,n-プロパノールは吸着剤/空気界面に,水は層内に存在する。吸着剤/空気界面のn-プロパノールは下部の水分子と水素結合を形成し,吸着剤/基板界面では吸着分子に水酸基が水素結合を介して基板に結合する。

シソーラス用語： *共吸着 ,  *ATR分光法 ,  赤外分光分析 ,  *和周波数発生 ,  *層 ,  振動スペクトル ,  水素結合 ,  脂肪族アルコール ,  二酸化ケイ素
準シソーラス用語： シリカ ,  *吸着層

分類 (1件)： 固-液界面  (CB12050B)

物質索引 (1件)： n-プロパノール

タイトルに関連する用語 (13件)： SiO2 ,  n-プロパノール ,  水 ,  共吸着 ,  減衰全反射 ,  赤外分光法 ,  和周波数発生 ,  振動スペクトル ,  2成分系 ,  吸着層 ,  厚さ ,  組成 ,  研究