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J-GLOBAL ID:201202238523907810   整理番号:12A1067412

酸化クロム(III)を含んだナノ構造によるコラーゲン安定性の増強

Enhancing collagen stability through nanostructures containing chromium(III) oxide
著者 (4件):
資料名:
巻: 100  ページ: 36-41  発行年: 2012年12月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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様々な応用のためのコラーゲンの安定化には,アルデヒド,金属イオン,ポリフェノール,他などの薬品を用いる。酵素,熱および機械的分解に対する安定性は,広い範囲の生物医学的応用に対して要求されている。この研究の前提は,3次元構造が所望の安定性をもつといった,コラーゲンを架橋させるための適切な官能化/カプセル化でのナノ粒子の使用を探究することである。標準プロトコルにより調製されたコラーゲン溶液は,ポリマーマトリックス(ポリスチレン-ブロック-ポリアクリル酸コポリマー)内でカプセル化された酸化クロム(III)ナノ粒子で処理された。カプセル化に向けた選択性は,ジメチルスルホキシド中での反応によって保証され,ここではPS基が急に消えてCr2O3をカプセル化した。その後水溶液中で浸漬すると,PAA単位が消えコラーゲンの官能基と反応した。コラーゲンとの相互作用は,CD,FTIR,粘性測定,応力分析などの技術によって監視された。CD研究およびFTIRは,コラーゲンの分解は示さなかった。ナノ構造のコラーゲンとの相互作用において熱安定性が増強された。コラーゲンの自己集合は遅延されたが抑制はされず,金属酸化物カプセル化ポリマーのコラーゲンへの完全な結合が示された。ポリマーマトリックス内でカプセル化された金属酸化物ナノ粒子は,コラーゲンへの熱および機械的安定性を提供することができた。形成されたコラーゲンのフィブリルは,遅い/持続薬剤放出などの様々なスマートな応用のための理想的な材料として役立つことができた。この研究は,ナノ構造が皮膚マトリックス中の高く構造化されたコラーゲンファイバー束を通って容易に拡散でき,拡散の律速段階を打ち破る,革産業とも関連している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  分子化合物  ,  固-液界面  ,  高分子固体のその他の性質 
タイトルに関連する用語 (5件):
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