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J-GLOBAL ID：201202238531246733   整理番号：12A0522280

セルロースのイオン液体処理

Ionic liquid processing of cellulose

著者 (3件)： WANG Hui (Univ. Alabama, AL, USA) ,  GURAU Gabriela (Univ. Alabama, AL, USA) ,  ROGERS Robin D. (Univ. Alabama, AL, USA)
資料名： Chemical Society Reviews  (Chemical Society Reviews)
巻： 41  号： 4  ページ： 1519-1537  発行年： 2012年02月21日 
JST資料番号： D0479B  ISSN： 0306-0012  CODEN： CSRVBR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セルロース溶媒としてN-メチルモルホリン-N-オキシド,DMAc/LiCl,ジメチルイミダゾリン-2-オン/LiCl,DMF/N₂O₄,DMSO/TBAF,LiClO₄・3H₂Oなどが使用されてきた。イオン液体(IL)へのセルロース溶解性の発見はバイオポリマ処理に新局面を開いた。グリーンでサステイナブルプロセスになるかどうかを考察した。溶解プロセスにおいてセルロースとアニオン(水素結合アクセプタOAc^-,Me(MeOPO₂^-には可溶,(NC)₂N^-には部分溶解,非配位性BF₄^-,PF₆^-には不溶)の相互作用の重要性は知られているが,カチオン(イミダゾリウム,第四アンモニウム,第四ホスホニウム)の役割については水素結合複合体形成を含め意見が一致していない。本総説ではバイオマスのILプロセシングを考察し,プロセスの究極的グリーンさにカチオン/アニオン選択が大切なことを示した。

シソーラス用語： *セルロース ,  *イオン液体 ,  *可溶性 ,  セルロース誘導体 ,  アニオン ,  カチオン ,  分子間相互作用 ,  対イオン効果 ,  *グリーンケミストリー ,  リグノセルロース ,  バイオマス ,  *溶解性
準シソーラス用語： イミダゾール誘導体 ,  水素結合複合体

分類 (2件)： イミダゾール  (CF07083X) ,  多糖類  (CF10054P)

タイトルに関連する用語 (2件)： セルロース ,  イオン液体