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J-GLOBAL ID：201202238576875537   整理番号：12A0684552

溶媒応答性構造呈色バルーン

Solvent-Responsive Structural Colored Balloons

著者 (4件)： HIGASHIGUCHI Kenji (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  INOUE Masafumi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  ODA Tomohiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MATSUDA Kenji (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 28  号： 12  ページ： 5432-5437  発行年： 2012年03月27日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ゼラチン水溶液を80°Cに加熱後室温に戻したゼラチン溶液α,40°C加熱後室温に戻したゼラチン溶液γ,低分子量と高分子量PSの混合ジクロロメタン溶液(PS溶液)を個別に調製した。ゼラチン溶液αをPS溶液に加え激しく攪拌混合して調製したオイル/水エマルションに,ゼラチンγを加えて比較的緩やかに攪拌し,水/オイル/水二重表面エマルションとし,40°C迄徐々に加温してジクロロメタンを完全に蒸発させた後,水洗を繰り返し,呈色性マイクロカプセル(SCB,構造呈色バルーン)を調製した。フローセルを利用して,外部環境を水からアセトン/水(4/6)に変えるとSDBは最初膨張し,その後収縮することを顕微鏡により観察できた。膨張過程でのサイズ変化は溶媒の膜を介する内向き拡散によるものであり,それに伴う干渉色の変化は薄膜中のPS量が変化しないと仮定して求めた膜厚変化により説明できた。なお,収縮過程では逆方向の色変化を示した。

シソーラス用語： 応答 ,  変色 ,  *ゼラチン ,  *ポリスチレン ,  乳濁液 ,  *マイクロカプセル ,  着色 ,  膨張 ,  収縮 ,  膜厚 ,  *溶媒効果
準シソーラス用語： W/O/Wエマルション ,  W/Oエマルション ,  干渉色 ,  *溶媒応答性変色

分類 (4件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  界面化学一般  (CB12010J) ,  有機化合物の薄膜  (BK14070L) ,  光物性一般  (BM08010A)

タイトルに関連する用語 (3件)： 溶媒 ,  応答性 ,  バルーン