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J-GLOBAL ID:201202238625618162   整理番号:12A1524713

ベルギー,フランドルにおける森林土溶液化学に及ぼす下降大気沈降の影響

Impact of declining atmospheric deposition on forest soil solution chemistry in Flanders, Belgium
著者 (6件):
資料名:
巻: 62  ページ: 50-63  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヨーロッパと米国を通じて,森林生態系機能は酸性化化合物の長期過剰沈降に影響を受けている。本研究では,北ベルギーフランドルで,1994~2010年の17年間における5つのICP森林モニタリング計画で,樹林沈降と土壌溶液流における無機窒素(N)と硫黄(S)化合物傾向を報告する。沈降はN支配的で,主にNH4+によった。SO42-とNH4+の沈降はそれぞれ56~68%と40~59%であった。NO-3の沈降は落葉森林プロットで17~30%減少したが,針葉樹森プロットでは安定なままであった。NとSの沈降の減少はベースカチオン(BC=Ca2++K++Mg2+)沈降の同時低下と並行し,潜在的酸性化沈降を45~74%減少に導いた。NH4+,NO3-,SO42-とBCの土壌溶液流での傾向は下降沈降を反映した。根圏下硝酸塩損失は針葉樹林プロットと1つの落葉樹林プロットで顕著であったが,ネットSO42-放出は2つの落葉樹林プロットで観察された。BC/Al比の限界値は低カチオン交換能及び塩飽和砂土の3プロットで越えた。回復の始まりがBC堆積と短期土バッファリングプロセスの同時減少で遅れたので,能力を無効にしている土壌溶液酸中和能は増加したがいまだ陰性で,同時的BC沈降の減少と短期土壌バッファリング過程による回復開始の遅延による継続的土壌酸性化を示唆した。相当な減少にもかかわらず,現在のN沈降濃度は,感受性苔種を保護するための臨界量の4~8倍上回り,いまだ地上植物多様性を維持するための臨界量の22~69%を上回る。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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動植物被害  ,  森林保育 

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