骨-インプラント接触と機械的固定を予測するためのマイクロコンピュータトモグラフィーの使用の限界

LIU S.; BROUCEK J.; VIRDI A. S.; SUMNER D. R.

文献

J-GLOBAL ID：201202238654328416 整理番号：12A0105691

骨-インプラント接触と機械的固定を予測するためのマイクロコンピュータトモグラフィーの使用の限界

Limitations of using micro-computed tomography to predict bone-implant contact and mechanical fixation

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資料名：
巻： 245 号： 1 ページ： 34-42 発行年： 2012年01月
JST資料番号： B0454B ISSN： 0022-2720 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

本研究ではラットモデルにおいて骨-インプラント接触(BIC)と機械的固定強度の予測のための自動化マイクロコンピュータトモグラフィ(μCT)の利用性を検討した。大腿骨にチタンインプラントを移植し,4週間後に切片作製または引抜き試験を実施した。μCT画像ではインプラント表面から48μmに広がる金属の影響による減衰増加領域が認められた。μCTと後方散乱走査電子顕微鏡(bSEM)の比較では,両者の総容積あたりの骨容積は金属による人為的影響の無い部分では良好に相関した。μCTで測定した総容積あたりの骨容積(OT/VT)はbSEMで測定したBICとは相関しなかった。しかしOT/VTはインプラント引抜き強度や破壊エネルギーとは弱い相関を示した。以上の結果は,金属による人為的影響のため,現行の仕様のμCTでは正確なBICの評価を行うことは困難と考えられる。

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基礎放射線医学

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