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J-GLOBAL ID：201202238698252107   整理番号：12A1450800

高温溶融塩に用いるロバストアルミナ膜参照電極

A Robust Alumina Membrane Reference Electrode for High Temperature Molten Salts

著者 (4件)： WANG Han (Univ. Nottingham, Nottingham, GBR) ,  SIAMBUN Nancy J. (Univ. Nottingham, Nottingham, GBR) ,  YU Linpo (Univ. Nottingham, Nottingham, GBR) ,  CHEN George Z. (Univ. Nottingham, Nottingham, GBR)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 159  号： 9  ページ： H740-H746  発行年： 2012年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルミナ膜のAg/AgCl参照電極は,通常市販のアルミナチューブを用いて製作される。それを幾つかの溶融塩化物塩で検討し,溶融炭酸塩混合物中で予備的に試験した。アルミナ膜を,壁を約0.1mmの厚みに電気研削することにより,アルミナチューブの閉端近くに作製した。500~900°Cの温度で,膜は,溶融塩の組成に大きく依存する4kΩ未満のイオン抵抗を示すことが分かった。CaCl₂-NaClの溶融塩混合物中の参照電極の電子顕微鏡的分析および電圧分析から,最初にNa⁺とCa²⁺イオンが粒界を経由して膜を通過するのを選択的に許容することでイオン伝導を達成し,半ば閉塞された細孔に含まれた溶融塩によっても支援されることが分かった。参照電極は,幅広い温度(500~900°C)に渡って試験された全ての溶融塩において,安定性,再現性および再利用性の項目で十分に作動した。また,アルミナチューブに何ら注目すべき損傷を受けずに,定電位電解において少なくとも1週間連続使用された。

シソーラス用語： *融解塩 ,  *基準電極 ,  電極材料 ,  電極過程 ,  *電極 ,  銀 ,  金属イオン ,  銀化合物 ,  カチオン ,  ナトリウム化合物 ,  カルシウム化合物 ,  *炭酸塩 ,  アルミナ ,  *酸化膜 ,  膜厚 ,  研削 ,  塩化ナトリウム ,  塩化カルシウム ,  インピーダンス ,  電圧 ,  電気抵抗 ,  曲線 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  電解 ,  定電圧電源 ,  起電力 ,  走査電子顕微鏡 ,  *安定性 ,  *再現性 ,  *再利用
準シソーラス用語： イオン電気抵抗 ,  カルシウムイオン ,  サイクリックボルタモグラム ,  ナトリウムイオン ,  開回路電圧 ,  銀イオン ,  *銀電極 ,  *高温溶融塩 ,  *参照電極 ,  *酸化物膜 ,  定電位電解

分類 (5件)： 固体デバイス材料  (NC03020K) ,  電極過程  (CB07040U) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  酸化物薄膜  (BK14050P) ,  電解装置  (XE02030E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 高温溶融塩 ,  ロバスト ,  アルミナ膜 ,  参照電極