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J-GLOBAL ID：201202238753555343   整理番号：12A0891602

ヒトの脳における活動誘導性pH変化を検出する

Detecting activity-evoked pH changes in human brain

著者 (9件)： MAGNOTTA Vincent A. (Univ. Iowa, IA) ,  HEO Hye-Young (Univ. Iowa, IA) ,  DLOUHY Brian J. (Univ. Iowa, IA) ,  DAHDALEH Nader S. (Univ. Iowa, IA) ,  FOLLMER Robin L. (Univ. Iowa, IA) ,  THEDENS Daniel R. (Univ. Iowa, IA) ,  WELSH Michael J. (Univ. Iowa, IA) ,  WEMMIE John A. (Univ. Iowa, IA) ,  WEMMIE John A. (Dep. Veterans Affairs Medical Center, IA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 21  ページ： 8270-8273  発行年： 2012年05月22日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水とアミド間のプロトン移動と回転座標におけるT1緩和(T1ρ)を利用した,MRIによる脳内の局所pH変化の非侵襲的検出法を報告した。この方法は二酸化炭素や重炭酸塩などで引き起こしたマウスやヒトの広範なpH変化を検出した。T1ρは点滅するチェッカー盤模様が引き起こしたヒト視覚皮質の局所性アシドーシスを検出した。このアシドーシスは乳酸生産やリン31分光法でも検出された。T1ρはBOLD fMRIシグナルと相関したが,血中酸素含量と直接的な関連はなかった。このように,ヒトの脳では生理的状態でpHの変動が局所的に生じており,pH変化の画像化は従来のfMRIとは異なる情報を提供する。

シソーラス用語： ヒト ,  マウス ,  pH測定 ,  *視覚皮質 ,  磁気緩和 ,  リン31NMR ,  *NMRイメージング ,  オキシヘモグロビン
準シソーラス用語： BOLD信号 ,  *fMRI ,  NMR緩和 ,  脳イメージング

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  生体計測  (EL03020C)

タイトルに関連する用語 (4件)： ヒト ,  脳 ,  活動 ,  pH