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J-GLOBAL ID：201202238788154066   整理番号：12A1122764

憲法で規定されている健康的環境権

The Constitutional Right to a Healthy Environment

著者 (1件)： BOYD David R. (Simon Fraser Univ.)
資料名： Environment (Philadelphia)  (Environment (Philadelphia))
巻： 54  号： 4  ページ： 3-14  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： T0467A  ISSN： 0013-9157  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1972年のストックホルム宣言で,健康的な環境で暮らす権利である健康的環境権(right to healthy environment)が公式に是認され,それ以来,世界中の多くの国が憲法にそのような権利を具体的に表してきた。この権利は,実態がないものであるのか,あるいは持続可能な将来への進歩を促進するものであるのかを明らかにするため,この権利を憲法で規定している92か国の実績を調べ,次の1)~12)として概説した。1)強力な環境法,2)新法および新規制の事前審査,3)セーフティネット,4)後戻りの防止,5)施行および執行の改善,6)住民参加制度の増加,7)責務(accountability)の増大,8)環境正義の取り組み,9)公平な立場,10)教育,11)環境パフォーマンスへの影響力。12)行く手にある課題。最後に,国の基本法にこの権利を具体的に表している多くの事例で,国民の生活の目覚しく改善がもたらされてきたと結論を述べた。

シソーラス用語： 環境保全 ,  *人権 ,  法規 ,  実態調査 ,  文献調査 ,  業績評価
準シソーラス用語： 環境パフォーマンス ,  *健康的環境権 ,  憲法

分類 (1件)： 環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (3件)： 憲法 ,  規定 ,  環境権