強力なエストロゲン様内分泌かく乱物質の電気化学検出:水試料中のバイオ分離法によるエチニルエストラジオール

MARTINEZ Noelia A.; PEREIRA Sirley V.; BERTOLINO Franco A.; SCHNEIDER Rudolf J.; MESSINA German A.; RABA Julio

文献

J-GLOBAL ID：201202238855064387 整理番号：12A0563028

強力なエストロゲン様内分泌かく乱物質の電気化学検出:水試料中のバイオ分離法によるエチニルエストラジオール

Electrochemical detection of a powerful estrogenic endocrine disruptor: Ethinylestradiol in water samples through bioseparation procedure

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資料名：
巻： 723 ページ： 27-32 発行年： 2012年04月20日
JST資料番号： A0394A ISSN： 0003-2670 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

合成エストローゲンのエチニルエストラジオール(EE2)は,経口避妊薬の活性成分であり,内分泌かく乱物質(EDC)として見なされる。それはヒトから排出され,汚泥処理の流出水を経て水系環境に放出される。環境中でのその存在は,水質上ますます重要になっている。本研究は,EE2の捕捉と予備濃縮のためのバイオ親和性担体としての磁性粒子(MPs),及び検出システムとしての多層カーボンナノチューブ(MWCNTs/GCE)修飾ガラス状炭素電極の利用に基づく。水試料中のEE2の予備濃縮と定量を明らかにする。捕捉法は,免疫親和性に基づき,EE2は,MPsに固定化された抗-EE2抗体を利用して試料から抽出される。その後,EE2は硫酸水溶液を用いて脱着され,濃縮された溶液中のEE2の定量が矩形波ボルタンメトリー(SWV)によって行われる。本法による検量線の直線範囲,検出限界,及び相対標準偏差は,それぞれ0.035-70ngL<sup>-1</sup>,0.01ngL<sup>-1</sup>,及び<4.20%であった。水試料中のEE2の定量に本法が成功裏に適用された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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有機化合物の電気分析 , その他の汚染原因物質

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