文献

J-GLOBAL ID：201202238913088470   整理番号：12A1440985

金属空気二次電池の陰極材料のための支持体としてのグラフェンの応用

The Application of Graphene as a Support for Cathode Materials of Metal-Air Batteries

著者 (5件)： MOON Eunji (Univ. Sci. and Technol. (UST), Daejeon, KOR) ,  KIM Jeehoon (Gyeongsang National Univ., Gyeongnam, KOR) ,  NAM Sangyong (Gyeongsang National Univ., Gyeongnam, KOR) ,  EOM Seungwook (Univ. Sci. and Technol. (UST), Daejeon, KOR) ,  EOM Seungwook (Korea Electrotechnology Res. Inst. (KERI), Changwon, KOR)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 51  号： 9,Issue 3  ページ： 09MB02.1-09MB02.4  発行年： 2012年09月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電気を通し触媒を支持するための陰極材料として,グラフェンをカーボンブラックと比較した。カーボンブラックを用いた単一支持電極,および,カーボンブラックとグラフェンを用いた二元支持電極を作成した。標準的な四端子DC測定により,グラフェンを用いた電極の伝導率を測定した。電極中のグラフェン成分を増すと電極の伝導率が改善された。グラフェンを用いることでメソポア構造電極の形成が促され,また,触媒を広く分散させて触媒の反応サイト数を増大させる。リニアスイープボルタンメトリー(LSV)の結果として,カーボンブラックとグラフェンを用いた二元支持電極の酸素還元反応(ORR)は,単一支持電極と比較して改善されたことが分かった。グラフェンは支持物質として,電極の伝導率とORR特性に影響すると結論した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *二次電池 ,  *支持物 ,  *炭素材 ,  *電極材料 ,  カーボンブラック ,  四端子回路 ,  電気伝導率 ,  細孔 ,  ボルタンメトリー ,  還元 ,  *グラフェン
準シソーラス用語： *金属空気二次電池 ,  支持体 ,  陰極材料 ,  メソポア ,  リニアスイープボルタンメトリー ,  酸素還元反応

分類 (2件)： 電気化学一般  (CB07010N) ,  その他の電気・電子部品  (NA05090R)

引用文献 (22件)：

• 1) S. W. Eom and Y. K. Sun: J. Korean Inst. Elect. Electron. Mater. Eng. 21 (2008) 447.
• 2) M. H. Frank and J. S. Mark: Proc. 10th Annu. Battery Conf. Appl. Adv., 1995.
• 3) Z. Wei, W. Huang, S. Zhang, and J. Tan: J. Power Sources 91 (2000) 83.
• 4) D. Chartouni, K. Kunyama, and T. Kiyobayashi: J. Alloys Compd. 330 (2002) 766.
• 5) M. Maja, C. Orecchia, M. Strano, P. Tosco, and M. Vanni: Electrochim. Acta 46 (2000) 423.

タイトルに関連する用語 (4件)： 金属空気二次電池 ,  陰極材料 ,  グラフェン ,  応用