抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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反原発の講演会における質問において,「放射能が怖く水戸から生まれたばかりの子供をつれて京都へ来た。しかし夫は仕事の関係で水戸に留まっており寂しい気持ちである。避難したことが正しかったかのアドバイスが欲しい。」があった。放射能のリスクをとるか家庭崩壊のリスクをとるかである。リスク管理におけるリスクコミュニケーションの重要性が,広く認識されてきた。この質問者が求めた相談相手は講演者であったが,必ずしも講演者が適した相談相手ではない。個人がリスクに立ち向かうためには信頼できる情報源が必要であり,それがリスクコミュニケーションである。