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J-GLOBAL ID：201202238969881326   整理番号：12A0263848

画像解析を用いた集成材部材における層内および層間の破砕特性評価

Intralaminar and interlaminar fracture characterization in glued-laminated timber members using image analysis

著者 (3件)： WANG Vincent Z. (School of Engineering and Physical Sciences, James Cook Univ., Townsville, Queensland 4811, AUS) ,  GINGER John D. (School of Engineering and Physical Sciences, James Cook Univ., Townsville, Queensland 4811, AUS) ,  NARAYAN Krishneel (School of Engineering and Physical Sciences, James Cook Univ., Townsville, Queensland 4811, AUS)
資料名： Engineering Fracture Mechanics  (Engineering Fracture Mechanics)
巻： 82  ページ： 73-84  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： A0119A  ISSN： 0013-7944  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿は,集成材部材に存在するモードIとモードII破砕の特性評価について記述した。典型的な集成材では,破砕は各薄板(すなわち,層内破砕)内で,あるいは,2つの薄板の界面(すなわち,層間破砕)で起こる。層内および層間の破砕が実験的研究を通して行なわれ,ここで,モードI破砕に対してはダブルカンチレバーテスト,そしてモードII破砕に対しては,単面切欠曲げ試験が試料に対して行われた。集成材の層内破砕の突出した特徴はクラック伝播面に垂直な方向にあることである。この方向が木材の半径方向,接線方向と一致しないことがしばしばある。その結果として,テストされた層内板試験片に対して,角度により順次表される年輪の成長の方向を同定するために画像解析が行われた。各層間試験片にも年輪の成長方向を示す3つの角度を結びつけるために同様な手順を利用した。試験片の欠陥の後,クラック先端の形態が走査電子顕微鏡写真で解析した。破砕エネルギの計算に使用した臨界荷重は記録された荷重対変位曲線から同定された。さらに,異なる年輪成長の方向に関してモードIとモードII破砕エネルギを得るために,統計的解析を行った。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *集成材 ,  部材 ,  *木材 ,  モード1 ,  モード2 ,  *破壊 ,  画像分析 ,  片持梁 ,  曲げ試験 ,  接着 ,  層間剥離 ,  薄板

分類 (1件)： 木材の性質・構造  (FF05020Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 画像解析 ,  集成材 ,  破砕 ,  特性評価