抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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歯車のかみ合い損失の予測においては,接触線上の荷重分布と歯面摩擦係数を知る必要がある。接触線上の荷重分布は,久保・梅澤の方法により,歯面修整形状も考慮して比較的簡便に精度よく計算できる。一方,歯面摩擦係数に関しては,的確に推定する方法がない。筆者の一人は,新たに混合潤滑状態における潤滑苛酷さを考慮した摩擦係数推定式を提案した。本研究では,数種類の歯車対にこの式を適用してその有用性を確認すると共に,摩擦係数低減に有効な歯車諸元について考察した。また,この摩擦係数推定式を導入したかみ合い効率予測法を開発し,簡便に精度よくかみ合い効率を予測できることを確認すると共に,その向上法について検討した。(著者抄録)