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J-GLOBAL ID:201202239055387621   整理番号:12A0997579

環境史からみた東北地方太平洋沖地震の津波被害

著者 (2件):
資料名:
巻: 32  ページ: 9-11  発行年: 2012年05月22日 
JST資料番号: L0320B  ISSN: 1348-4346  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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東北地方太平洋沖地震で生じた津波被害について,環境史の視点から人口変化と土地利用変化を中心に分析した。一般に近世は人口変動が少なかったといわれている。しかし,この時期は「小氷期」と呼ばれる寒冷期であれば,東北日本で人口が減少し,西南日本で人口が増加した。ところが,19世紀半ば以降に始まった気候の温暖化やコメの品種改良により,稲作の中心は西南日本から東北日本に移動した。その結果,東北日本では人口が増加した人口の一部は東京などの都市へと移動した。他方,東北に残留した人々は,それまで人があまり住まなかった土地条件の良くないところに居住するようになった。それは,およそ7400年-6400年前頃の縄文時代に海域であった。東北地方太平洋地震で津波被害にあったところは,そのような場所が大部分を占めた。津波被害を検討する上で,地域社会の状況を十分に検討する必要がある。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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自然災害  ,  都市問題,都市防災 
タイトルに関連する用語 (3件):
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