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J-GLOBAL ID：201202239132279713   整理番号：12A0814383

ETMP パルプ材調製の新しい方法

ETMP-Ein neuer Weg bei der Holzstofferzeugung

著者 (9件)： HANDKE T. ,  RUNTE S. ,  WEBER P.-G. ,  WANSKE M. ,  ZELM R. ,  GROSSMANN H. ,  FISCHER S. ,  GAILAT T. ,  SCHUMANN W.
資料名： Wochenblatt fuer Papierfabrikation  (Wochenblatt fuer Papierfabrikation)
巻： 140  号： 3  ページ： 168-170  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： E0397A  ISSN： 0043-7131  CODEN： WBPFAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： ドイツ語 (DE)

抄録/ポイント： ドレスデン工科大学が開発したサーモメカニカルパルプ製造用木材チップの前処理(高エネルギー電子線照射)による省エネルギーとパルプ品質向上に関する新技術”ETMP”について述べた。TMP製造において最もエネルギー消費が大きい工程はリファイニングであり,これを節減する手段としてチップの電子線照射について検討した。60tのマツ材チップを亜硫酸ナトリウム水溶液に浸漬前処理後10MeVの電子線を線量30kGyで照射した。これをリファイナに掛けてTMP化し,エネルギー消費と濾水度(CSF)を測定した。その結果エネルギー消費が30%低下し,濾水度がやや低下することが認められた。このパルプから抄造した紙の引裂き強さ,裂断長及び表面粗さは通常TMPによるものと差がなかった。

シソーラス用語： *サーモメカニカルパルプ ,  マツ材 ,  *木材チップ ,  *リファイニング【パルプ】 ,  前処理 ,  電子照射 ,  *エネルギー消費 ,  濾水度 ,  紙特性 ,  引裂き強さ ,  裂断長 ,  表面粗さ ,  省エネルギー ,  依存性 ,  照射線量
準シソーラス用語： 線量依存性 ,  *電子線照射

分類 (3件)： パルプ原料とその調製  (YL02010E) ,  各種パルプの製造  (YL02020P) ,  パルプ製品  (YL02050W)

タイトルに関連する用語 (2件)： パルプ材 ,  調製