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J-GLOBAL ID:201202239151161499   整理番号:12A0887316

ジルコニウム(4価)を負荷したオレンジの廃棄物ゲルによるテトラフルオロホウ酸除去のための吸着プロセスの最適化

Optimization of an adsorption process for tetrafluoroborate removal by zirconium (IV)-loaded orange waste gel from aqueous solution
著者 (8件):
資料名:
巻: 33  号: 7/9  ページ: 845-850  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: C0125B  ISSN: 0959-3330  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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オレンジジュース工場で発生した廃棄物の生物吸着によりテトラフルオロホウ酸を効率的に除去する方法について検討した。実験では鹸化されたオレンジジュース残渣にジルコニウム(4価)を負荷した試料を準備し,吸着実験を行った。測定項目は溶液のpHとテトラフルオロホウ酸ならびにフッ素の吸着率,温度を293Kから313Kまで変化させたときのテトラフルオロホウ酸の吸着量の時間変化と吸着等温式,共存負イオンとして硫酸塩,炭酸塩,塩化物,硫酸塩が存在するときのテトラフルオロホウ酸の吸着率であり,測定結果から以下の結論を得た。テトラフルオロホウ酸の最適な吸着の条件はpHの範囲が2~3で得られた。実験を行った温度と濃度範囲において,吸着等温式の結果はLangmuirのモデルに従うことを確認した。大量の競合イオンが共存する条件(硫酸塩を除く)において,微量濃度のテトラフルオロホウ酸は良好に除去された。エンタルピー変化の正の値(75 kJ/mol)は反応の吸熱性の性質を示唆しており,エントロピー変化の正の値(0.31 kJ/K/mol)は,鹸化されたジルコニウム(4価)を負荷オレンジジュース残渣へのテトラフルオロホウ酸の吸着の期間中に,固液界面でランダム性が増加したことを示唆した。
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分類 (3件):
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産業廃棄物処理  ,  廃棄物処理  ,  各種物理的手法 

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