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J-GLOBAL ID：201202239164181103   整理番号：12A0578411

宇都宮大学教育学部附属学校園におけるセシウム134と137の放射線量調査について

The Investigation of Radiological Dosage from 134 and 137 Cesium on the Kindergarten and Several Schools Attached by the Faculty of Education, Utsunomiya University

著者 (3件)： 山田洋一 (宇都宮大 教育) ,  夏秋知英 (宇都宮大 バイオサイエンス教育研究セ) ,  南伸昌 (宇都宮大 教育)
資料名： 宇都宮大学教育学部紀要 第2部  (Bulletin of the Faculty of Education, Utsunomiya University)
号： 62  ページ： 7-14  発行年： 2012年03月10日 
JST資料番号： G0677A  ISSN： 0385-2415  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 東京電力福島第1原子力発電所事故による放射能漏れは学校関係者に大きな不安を与えている。本稿では,宇都宮大教育学部付属学校園での放射線調査を実施した結果について述べている。やや高い値が観測されたのは,足洗い場のひさしから,雨どいが園庭に流れ出るところであった。その他屋根の園舎下,体育館南面下が若干高めの値であった。これらの除線を試みた結果,汚染土の広がりや深さの範囲を正確に見極めて撤去,埋設,埋め戻し等の作業を行えば,確実に表面放射線量,空間放射線量とも1/5からそれ以下に下げられることが確認できた。さらにより高濃度の放射性物質に見舞われた県北部の小中学校において,いかによくマイクロスポットを探し,廃棄物を最小限に抑えつつ除汚処理が行えるか,さらにはこれらのノウハウをどのように共有するかが,今後の検討課題である。

シソーラス用語： *原子炉事故 ,  発電所 ,  *放射線量 ,  *栃木県 ,  *放射能除染 ,  放射性廃棄物 ,  埋戻し ,  土壌 ,  大学 ,  汚染土壌
準シソーラス用語： 福島原子力発電所 ,  汚染土

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 学校 ,  セシウム134 ,  放射線量 ,  調査