抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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事業継続計画(BCP)策定の目的として,事態回復後の市場での自社ポジション確保,社会的要請への対応,プロモーション戦略の一環としての活用などを説明した。さらに,現行のBCPを見直して,より事業継続性を高めていく上で,バリューチェーンの堅牢性(外部依存性)の再評価,初動プロトコルの十分性の確認,動力源の継続的な確保の実現性確認,要員の行動制約の有無や必要要員の確保の確認,絶対的に必要となる施設・設備などの経営資源の再確認,インフラ機能の完全喪失による影響想定,拠点(保有資産)の立地特性再評価が重要であると述べた。最後に,BCPの実効性を向上させるために必要な事項を説明した。