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J-GLOBAL ID：201202239274271906   整理番号：12A0396120

好酸性細菌の細胞壁に結合するカドミウムのメカニズム

Mechanism of cadmium binding on the cell wall of an acidophilic bacterium

著者 (2件)： CHAKRAVARTY Rajdeep (Indian Inst. of Chemical Biology, 4 Raja S.C. Mullick Road, Kolkata 700 032, IND) ,  BANERJEE Pataki C. (Indian Inst. of Chemical Biology, 4 Raja S.C. Mullick Road, Kolkata 700 032, IND)
資料名： Bioresource Technology  (Bioresource Technology)
巻： 108  ページ： 176-183  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： A0390B  ISSN： 0960-8524  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ある条件下で細菌は様々な有毒重金属にとっての良好な生物吸着剤としての役割を果たす。しかしながら,いくつかの重金属に対して大抵耐性のある,好酸性,従属栄養性,グラム陰性Acidiphilium菌株の場合この側面についての研究は報告されていない。CD²⁺イオン収着のメカニズムを確立するために,Acidiphilium symbioticum H8の細菌細胞を使用する収着実験と共にFTIR,SEM,TEMを実施した。細胞外皮中に存在するアニオン性官能基が細菌の金属結合能力に主として関与する成分である。更に,収着実験は,pH6.0でグラムバイオマス当り248.62mgのカドミウムが吸着されることを確認した。プロセスはLangmuir-Freundlich二重等温線モデルによって良く説明される。化学修飾により官能基をブロッキングすることは,バイオマス上のカドミウムの結合が静電気反応と錯体形成を通して起きることを示唆している。細胞外皮上にカドミウムが蓄積することは微細構造研究によって支持されている。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *細胞壁 ,  *カドミウム ,  吸着剤 ,  収着剤 ,  重金属 ,  好酸性 ,  *細胞 ,  *収着 ,  化学修飾 ,  静電気 ,  錯体生成 ,  細菌 ,  *吸着 ,  透過型電子顕微鏡
準シソーラス用語： Acidiphilium ,  TEM ,  *細菌細胞 ,  錯体形成 ,  生物吸着剤 ,  *生物収着

分類 (3件)： カドミウムとその化合物  (SB05022I) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  微生物生理一般  (EG03051L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 好酸性 ,  細菌 ,  細胞壁 ,  カドミウム ,  メカニズム