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J-GLOBAL ID：201202239319974644   整理番号：12A0718476

肥満しやすい環境にいるアフリカ系アメリカ人少女の体重レジリエンスと相関する因子

Factors Associated with Weight Resilience in Obesogenic Environments in Female African-American Adolescents

著者 (6件)： BROGAN Kathryn ,  IDALSKI CARCONE April ,  JEN K.-l. Catherine ,  ELLIS Deborah ,  MARSHALL Sharon ,  NAAR-KING Sylvie
資料名： Journal of the Academy of Nutrition and Dietetics  (Journal of the Academy of Nutrition and Dietetics)
巻： 112  号： 5  ページ： 718-724  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： H0466A  ISSN： 2212-2672  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では肥満しやすい環境にいるアフリカ系アメリカ人少女の肥満の社会生態学的モデルを調べるために,記述的,横断的分析法を用いた。目標は,活動的でなく健康的体重維持行動を害するような環境に住んでいても健康的体重を維持すると定義される,体重レジリエンスを促進する因子を確認することであった。2005~2008年にミシガン州デトロイトに住むアフリカ系アメリカ人少女(12~17歳)の体重レジリエント(32人)と肥満者(35人),および彼女らの保護者が個人,家族および家族以外の体重レジリエンス因子の測定を完了した。二変数解析で体重レジリエンスと関連した変数についてはロジスティック回帰法を用いた多変量解析法を用いて,これらの因子が体重レジリエンス群または肥満群のどちらの群に属すかを独立的に予測するという仮説を試験した。仮定したように,体重レジリエンス群の少女のオッズは,保護者のより低いボディマスインデックス(kg/m²で算出)(オッズ比[OR]=0.790;95%信頼区間[CI]:0.642~0.973),保護者のより低い心痛(OR=0.796;95%CI:0.635~0.998),保護者の運動のより多いモニタリングと管理(OR=5.746;95%CI:1.435~23.004),より頻繁なフルサービス青果店での買い物(OR=5.147;95%CI:1.137~23.298),および摂食に対するより仲間的なサポート(OR=0.656;95%CI:0.445~0.969)により予測された。予測に反して,より低い摂食自己有効度(OR=0.597;95%CI:0.369~0.965)も体重レジリエンスを予測した。モデルは全ケースの92.5%を正しく分類した。以上の知見から,肥満しやすい環境に暮らす肥満のアフリカ系アメリカ人少女に対しては複数システムにわたる心理学的体重レジリエンス因子を増すことが重要な介入策であると考えられる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *肥満 ,  *体重 ,  住民 ,  女性 ,  青少年 ,  食事 ,  *食習慣 ,  住環境 ,  環境 ,  家族 ,  体重増加 ,  ミシガン州 ,  回帰分析 ,  健康管理 ,  ヒト
準シソーラス用語： アフリカ系アメリカ人 ,  デトロイト ,  ロジスティック回帰分析 ,  家庭環境 ,  少女 ,  *体重レジリエンス ,  保護者 ,  体重維持

分類 (2件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  食品一般  (FJ01010Y)

タイトルに関連する用語 (8件)： 肥満 ,  環境 ,  アフリカ系アメリカ人 ,  少女 ,  体重 ,  レジリエンス ,  相関 ,  因子