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J-GLOBAL ID:201202239427258076   整理番号:12A0436748

オール-トランス-レチノイン酸(ATRA)処理したヒト臍帯血由来多能性幹細胞(CB-SCs)はドーパミンニューロンを生じる

Human cord blood-derived multipotent stem cells (CB-SCs) treated with all-trans-retinoic acid (ATRA) give rise to dopamine neurons
著者 (6件):
資料名:
巻: 419  号:ページ: 110-116  発行年: 2012年03月02日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Parkinson病(PD)は,ドーパミン作動性ニューロンの慢性変性から生じる。これらニューロンの置き換えは,疾患症状に対し臨床的治癒かつ/または続く治療を提供する可能性がある。ヒト臍帯血由来多能性幹細胞(CB-SCs)は,多能性分化を含む,胚幹細胞の特徴を示す。PDでのそれらの治療能を明らかにするため,CB-SCsが,オール-トランス-レチノイン酸(ATRA)の存在下,ドーパミンニューロンへの分化を誘導されるかを検討した。処理前,CB-SCsは,重要なドーパミン作動性転写因子,Nurr1,Wnt1とEn1に対するmRNAと蛋白質を発現した。10μM ATRAで12日間処理後,CB-SCsは伸長したニューロン様形態を示した。免疫組織化学は,ATRA処理細胞の48±11%が,チロシンヒドロキシラーゼ(TH)陽性であり,細胞の36±9%がドーパミン輸送体(DAT)陽性であることを明らかにした。これとは異なり,対照CB-SCs(培養培地のみ)は,THとDATのバックグラウンド量のみを発現した。最後に,カリウムチャレンジしたATRA処理CB-SCsは,対照と比べ増加した量のドーパミンを遊離した。これらデータは,ATRAがCB-SCsをドーパミンニューロンへの分化を誘導することを示す。この所見は,Parkinson病に対する幹細胞治療の選択的な方法の開発を導く。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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発生と分化  ,  神経系一般 

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