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J-GLOBAL ID:201202239515792066   整理番号:12A0620734

アングライト母天体の年代学及び原始惑星のコア形成に関する意味

Chronology of the angrite parent body and implications for core formation in protoplanets
著者 (6件):
資料名:
巻: 84  ページ: 186-203  発行年: 2012年05月01日 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アングライトは太陽系の初期の火成活動により形成され,惑星の溶融及び分化の初期段階に関する知見をもたらす。また,初期太陽系年代学の重要な参照点である。初期の原始惑星における金属分離の過程及び時間スケールを研究し,初期太陽系における短寿命放射性核種の分布を評価する目的で,アングライト全般に対して182Hf-182W系を適用した。アングライトの182Hf-182Wアイソクロン年代は以前に報告された207Pb-206Pb及び53Mn-53Crの結果とよく一致するが,26Al-26Mg年代より約1Myr古い。この不一致はおそらく,アングライトの長石でのAl-Mg系の擾乱を反映しているか,あるいは初期太陽系での26Alの不均質な分布により説明できるであろう。Hf-Wの結果に基づくと,少なくとも二つの異なるマントルソースに由来する,組織及び時期が異なる4つのアングライトのグループが特定される。このマントルソースはコア形成の別々のイベントの結果であり,両方ともCAI生成の約2Myr以内に起こったものである。したがって,アングライト母天体のコア形成は全球的なマグマオーシャンからの金属分離の単一イベントとして起きたのではなく,複数のより局地的なイベントにより異なる条件下で起こった。この2つの異なるアングライトソース領域での別個のHf-Wシステマティクスは,マグマオーシャンの対流がマントルの組成を均質化するには十分ではなかったことを意味する。おそらくはコア形成の進行中に小さい微惑星の連続的な衝突があったためである。衝突は原始的な初期に形成された地殻を常に除去し,マグマオーシャンの早い冷却が促進されてCAI生成後の3.6±0.7Myrには固化した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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流星,すい星,いん石  ,  年代測定  ,  地球化学に関する年代測定 
タイトルに関連する用語 (5件):
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