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J-GLOBAL ID：201202239624239644   整理番号：12A0855260

近赤外電子分光法による高反射性緑色-黒色(HRGB)顔料の焼成反応の監視: 焼成温度に依存する顔料成分結晶構造変化及び反応進行度のキャリブレーション

Monitoring of a Calcination Reaction of High Reflective Green-Black (HRGB) Pigments by Using Near-Infrared Electronic Spectroscopy: Calcination Temperature-Dependent Crystal Structural Changes of Their Components and Calibration of the Extent of the Reaction

著者 (4件)： MORISAWA Yusuke (Kwansei Gakuin Univ., Hyogo, JPN) ,  NOMURA Satoshi (Kwansei Gakuin Univ., Hyogo, JPN) ,  SANADA Kazutoshi (Toda Kogyo Corp., Hiroshima, JPN) ,  OZAKI Yukihiro (Kwansei Gakuin Univ., Hyogo, JPN)
資料名： Applied Spectroscopy  (Applied Spectroscopy)
巻： 66  号： 6  ページ： 665-672  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： A0429A  ISSN： 0003-7028  CODEN： APSPA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 無機機能材料の化学反応の非破壊監視に近赤外(NIR)電子分光法の適用可能性を検討した。焼成した高反射性の緑色-黒色(HRGB)顔料(Co_0.5Mg_0.5Fe_0.5Al_1.5O₄)及びHRGBと同成分(Co₃O₄,MgO,Fe₂O₃,Al₂O₃)からなり,500~900°Cで焼成した「顔料A」と呼ぶ成分のNIRスペクトルを12000~4000cm^-1の範囲で測定した。スペクトル帰属により,スピネル構造および逆スピネル構造を含むことを明らかにした。さらに反応の進行に伴う中間体の挙動を調べ,本研究の方法が,複雑な無機化合物のNIR電子分光のケモメトリックスキャリブレーションモデルの開発に新たな知見をもたらすことを示した。

シソーラス用語： *電子分光法 ,  *近赤外線 ,  酸化コバルト ,  酸化マグネシウム ,  酸化鉄 ,  酸化アルミニウム ,  *焼成 ,  温度依存性 ,  反応中間体 ,  近赤外スペクトル ,  *無機顔料 ,  スペクトル線帰属 ,  部分最小二乗法 ,  X線回折 ,  スピネル型結晶 ,  変化
準シソーラス用語： WAXD【回折】 ,  構造変化 ,  焼成温度

分類 (2件)： 顔料  (YJ03030B) ,  一般及び無機化合物の電子分光スペクトル(分子)  (BH06091Y)

タイトルに関連する用語 (9件)： 近赤外 ,  電子分光法 ,  緑色 ,  黒色 ,  顔料 ,  焼成 ,  焼成温度 ,  結晶構造 ,  キャリブレーション