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J-GLOBAL ID:201202239657808091   整理番号:12A1237921

Fe3O4,ZnOおよびCuOナノ粒子を用いた水溶液からの重金属の除去

Removal of heavy metals from aqueous solutions using Fe3O4, ZnO, and CuO nanoparticles
著者 (3件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 1-18  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: W1361A  ISSN: 1388-0764  CODEN: JNARFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,ある範囲の実験アプローチを用いて新しいナノ粒子吸着剤(Fe3O4,ZnOおよびCuO)により水溶液からCd2+,Cu2+,Ni2+そしてPb2+を除去することを調べた。これらのアプローチには,pH,競合イオン,吸着剤質量,接触時間,走査型電子顕微鏡法,透過型電子顕微鏡法,そしてX線回折が含まれる。画像は,Fe3O4,ZnOおよびCuO粒子がそれぞれ約50nm(回転楕円体),25nm(ロッド形状),そして75nm(回転楕円体)の平均直径をもつことを示した。試験はバッチ条件下で行ない,単一および多成分溶液からの平衡状態での吸着速度および吸着量を決定した。それぞれZnO,CuOそしてFe3O4に対して多成分溶液における最大吸着量(4金属の総和)は360.6,114.5そして73.0mg g-1だった。三つのナノ粒子による平均金属除去量に基づいて,単一成分溶液に対して次の順序を決定した:Cd2+>Pb2+>Cu2+>Ni2+。一方,多成分溶液に対して次の順序を決定した:Pb2+>Cu2+>Cd2+>Ni2+。いくつかの場合にFreundlich模型を用いて吸収平衡等温線を記述することができたが,他の等温線はこの模型に従わなかった。さらに,擬二次速度論模型がすべてのナノ粒子に対して実験データ正確に記述することを見出した。金属吸収前後の走査型電子顕微鏡法,エネルギー分散X線,そし土壌溶液飽和指数は,Cd2+およびPb2+に対する主な吸収機構が執着であるが,Cu2+およびNi2+吸収が吸着と析出に起因することを示した。これらのナノ粒子は水溶液から重金属を除去するための効率的な収着剤として使用できる可能性をもち,ZnO粒子をその高い金属吸着量のために最も有望な収着剤として同定した。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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