抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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最近の窒素含有ステンレス鋼を簡単に解説した。古典的な浸炭法や窒化法は,低合金鋼の硬化には有効であるが,ステンレス鋼などの高合金鋼には,適用できない。これは,この方法では耐食性が失われるためである。高窒素鋼は,溶融と加工が難しいために,高炭素鋼より実用化が遅れていたが,高温で,窒素の分圧を制御した方法の開発で,標準的なステンレス鋼から,耐摩耗性・耐食性の大きい窒素含有鋼が製造できるようになった。その幾つかの例を紹介した。また,この技術の将来性にも言及した。