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J-GLOBAL ID：201202239760774146   整理番号：12A1303696

鋼材の塑性変形によるエネルギー消散を利用した制震・免震技術

著者 (3件)： 川村典久 (新日鉄エンジニアリング) ,  小西克尚 (新日鉄エンジニアリング) ,  小西宏明 (新日鉄エンジニアリング)
資料名： ふぇらむ  (日本鉄鋼協会会報)
巻： 17  号： 9  ページ： 615-622  発行年： 2012年09月01日 
JST資料番号： L2666A  ISSN： 1341-688X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 兵庫県南部地震以降の度重なる地震に対して,多様な制震構造や免震構造が開発,実用化されてきた。本稿では,制震構造に用いられるアンボンドブレースと,免震構造に用いられる免震U型ダンパーについて述べた。アンボンドブレースは,軸力を受ける中心鋼材と鋼管とモルタルで被覆し,心材とモルタル間の緩衝材(アンボンド材)を配置した構造で,この機構により座屈防止と鋼材の塑性領域における引張-圧縮同性状の安定した荷重-変形関係を実現するものである。免震∪型ダンパーは,特殊なSN490B圧延鋼材をU字型に成形したダンパーロッドにより,大きな変形が免震層に集中させ,上部構造の振動を抑制す安定して地震エネルギーを吸収させる機構のものである。それぞれの実地振動による動的載荷試験結果を示した。

シソーラス用語： *塑性変形 ,  鋼材 ,  エネルギー散逸 ,  *ダンパ ,  緩衝材 ,  座屈 ,  *機械的性質 ,  *地震エネルギー ,  載荷試験 ,  *免震装置 ,  装置 ,  *荷重-変形関係
準シソーラス用語： エネルギー消散 ,  圧延鋼材 ,  制振装置 ,  静的載荷試験

分類 (2件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  構造動力学  (HD02000E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 鋼材 ,  塑性変形 ,  エネルギー消散 ,  制震 ,  免震