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J-GLOBAL ID：201202239807482718   整理番号：12A1497075

つる割病に対するケイ素によるバナナ抵抗性増強の生理学的および生化学的観点

Physiological and Biochemical Aspects of the Resistance of Banana Plants to Fusarium Wilt Potentiated by Silicon

著者 (3件)： FORTUNATO Alessandro Antonio (Vicosa Federal Univ., Minas Gerais State, BRA) ,  RODRIGUES Fabricio Avila (Vicosa Federal Univ., Minas Gerais State, BRA) ,  DO NASCIMENTO Kelly Juliane T. (Vicosa Federal Univ., Minas Gerais State, BRA)
資料名： Phytopathology  (Phytopathology)
巻： 102  号： 10  ページ： 957-966  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： B0404B  ISSN： 0031-949X  CODEN： PHYTAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ケイ素を土壌施用すると多くの農作物で土壌病害が軽減される。ここでは,ケイ素(Si)を土壌施用した後に,Fusarium oxysporum f.sp.cubenseつる割病に対するバナナの抵抗性増強の生理学的および生化学的メカニズムを評価した。0.39g/kg土壌のSiを施用したポットでバナナを栽培し,本菌レース1を接種した。接種40日後に,相対的病斑長および組織中真菌コロニー形成を調べた。Si処理区のバナナ根のつる割病症状は対照区に比べて少なかった。Si処理区のバナナでは,過酸化水素,総可溶性フェノール類,およびリグニン-チオグリコール酸誘導体類の濃度が減少し,フェニルアラニンアンモニアリアーゼグルカナーゼ,ポリフェノールオキシダーゼ,ペルオキシダーゼ,β-1,3-グルカナーゼ,およびキチナーゼの活性が高高かった。

シソーラス用語： *バナナ ,  植物病害 ,  *Fusarium oxysporum ,  ケイ素 ,  ケイ酸肥料 ,  根 ,  細胞増殖 ,  カテコールオキシダーゼ ,  ペルオキシダーゼ ,  グルコシダーゼ ,  キチナーゼ ,  酵素活性度 ,  過酸化水素 ,  フェノール類 ,  リグニン ,  病害防除 ,  栽培的防除
準シソーラス用語： つる割病 ,  Fusarium oxysporum f.sp.cubense ,  コロニー形成 ,  β-1,3-グルカナーゼ

分類 (3件)： 果樹  (FC03042G) ,  菌類による植物病害  (FC04052Y) ,  栽培的防除  (FC05020Q)

タイトルに関連する用語 (8件)： つる割病 ,  ケイ素 ,  バナナ ,  抵抗性 ,  増強 ,  生理学 ,  生化学 ,  観点