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J-GLOBAL ID：201202239897331314   整理番号：12A1603799

炭化ケイ素とグラファイトの粒子を充填したガラス-エポキシ複合材料の乾燥滑り摩耗特性

Dry sliding wear characteristics of glass-epoxy composite filled with silicon carbide and graphite particles

著者 (2件)： BASAVARAJAPPA S. (Dep. of Studies in Mechanical Engineering, Univ. B.D.T. Coll. of Engineering, Davangere 577004, IND) ,  ELLANGOVAN S. (Dep. of Studies in Mechanical Engineering, Univ. B.D.T. Coll. of Engineering, Davangere 577004, IND)
資料名： Wear  (Wear)
巻： 296  号： 1-2  ページ： 491-496  発行年： 2012年08月30日 
JST資料番号： E0377A  ISSN： 0043-1648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭化ケイ素(SiC_p)とグラファイト(Gr)の両方の粒子を含有するガラス-エポキシ(G-E)複合材料の乾燥滑り摩耗特性について,ピン・オン・ディスク試験装置を用いて調べた。滑り速度,適用負荷,滑り距離などの関数として,比摩耗率を決定した。手製積層技法によって,積層板を作製した。その複合材料内の充填材の体積%を変化させた。すなわち,炭化ケイ素を,5%から10%へ変化させ,一方,グラファイトを,5%に維持した。ガラス-エポキシ含有充填材によって,優れた摩耗抵抗が得られた。充填G-E複合材料の摩耗特性の改善において,摩擦相手表面上に形成された移動膜が効果的であることを確認した。比摩耗率に及ぼす適用負荷の影響が,ほかの二つの摩耗パラメータに比べて,より大きかった。発生しそうな摩耗メカニズムを調べるために,複合材料の摩耗表面を,走査電子顕微鏡(SEM)によって調べた。「摩耗の初期段階において,充填材の寄与が非常に大きい」ことが分った。移動膜のプロセス,摩耗粉の形成,繊維の破損などは,最終段階における摩耗に起因している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *繊維強化プラスチック ,  *摩耗特性 ,  *トライボロジー ,  エポキシ樹脂 ,  マトリックス【母体】 ,  充填材料 ,  炭化ケイ素 ,  グラファイト ,  固体粒子 ,  負荷特性 ,  滑り速度 ,  滑り摩耗 ,  耐摩耗性 ,  摩耗率 ,  乾燥摩擦 ,  摩耗試験 ,  電子顕微鏡観察 ,  *ガラス繊維強化プラスチック
準シソーラス用語： *高分子基複合材料 ,  表面トポグラフィー ,  *複合積層板 ,  摩耗メカニズム

分類 (3件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  潤滑一般  (QB02010S) ,  固体の機械的性質一般  (BL01021C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 炭化ケイ素 ,  グラファイト ,  ガラス ,  複合材料 ,  乾燥滑り ,  摩耗特性