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J-GLOBAL ID：201202239918739068   整理番号：12A0971637

CMPにおけるキャッシュ・データを考慮したスレッド・スケジューリング手法の初期検討

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著者 (5件)： 三輪忍 (東大) ,  角崎宏一 (東大) ,  角崎宏一 (九州電力) ,  佐々木広 (九大) ,  中村宏 (東大)
資料名： 情報処理学会研究報告(CD-ROM)
巻： 2012  号： 1  ページ： ROMBUNNO.ARC-200,NO.14  発行年： 2012年06月15日 
JST資料番号： Z0031C  ISSN： 2186-2583  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 多数のコアを有するCMPでは,チップ上に分散して配置されたRAMをラスト・レベル・キャッシュとして利用する。そのため,ラスト・レベル・キャッシュのアクセス・レイテンシは,コアとそれがアクセスするRAMとの物理的な位置関係によって異なる。これまで,データをキャッシュする位置を工夫することによって,キャッシュの容量効率を高めつつ平均アクセス・レイテンシの短縮を図る研究が行われてきた。しかし,そのようにデータの配置のみを考えていたのでは十分とは言えない。本稿では,データの配置だけでなくスレッドの配置も工夫することで,プロセッサの性能が向上する可能性があることを示す。また,データの配置を工夫する手法の1つであるCooperative Cacheを用いて予備評価を行った結果,ディレクトリ参照が性能上のボトルネックとなることがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *キャッシュメモリ ,  マイクロプロセッサ ,  *マルチプロセッサシステム ,  待ち時間 ,  *性能評価 ,  マルチスレッド ,  配置設計 ,  高速化 ,  半導体チップ ,  *マルチコアプロセッサ
準シソーラス用語： チップマルチプロセッサ ,  レイテンシ

分類 (3件)： 記憶方式  (JC02040V) ,  ディジタル計算機方式一般  (JC02010O) ,  計算機システム開発  (JD02010R)

タイトルに関連する用語 (6件)： CMP ,  キャッシュ ,  スレッド ,  スケジューリング ,  手法 ,  初期