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J-GLOBAL ID：201202239934635728   整理番号：12A1084936

引抜ワイヤの残留応力の低減

Reduction of residual stress of drawn wires

著者 (2件)： YOSHIDA Kazunari (Tokai Univ., JPN) ,  KOYAMA Ryoto (Tokai Univ., JPN)
資料名： Wire Journal International  (Wire Journal International)
巻： 45  号： 7  ページ： 56-60  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： C0731B  ISSN： 0277-4275  CODEN： WIRJA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,多パスワイヤ引抜プロセスで生じたSUS304ステンレス鋼の残留応力をスリット法で測定し,残留応力に及ぼす全圧下率(Rt)を調べ,金型角度,パス毎の圧下率(R/P),最終引抜パスにおけるスキンパス処理,および引張矯正について検討した。さらに,有限要素解析を行って実験結果を検証した。1)Rtが60%までは,その増加につれて残留応力が増加し,R/Pが小さいほど残留応力は増加した。2)引張矯正処理により残留応力が均一化され,全体として残留応力が低下した。3)スキンパス処理により内部と表面層間の塑性変形差は減少し,残留応力も低下した。最終パスの適正圧下率は5%であった。

シソーラス用語： *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  *引抜 ,  冷間引抜 ,  *残留応力 ,  応力測定 ,  圧下率 ,  角度依存性 ,  調質圧延 ,  矯正 ,  計算機シミュレーション ,  数値解析 ,  弾塑性解析 ,  応力歪曲線 ,  応力歪特性 ,  応力分布 ,  引張強さ ,  伸び率
準シソーラス用語： SUS304 ,  スキンパス圧延 ,  有限要素解析

分類 (1件)： 引抜  (WC04030L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 引抜 ,  ワイヤ ,  残留応力