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J-GLOBAL ID：201202239955156854   整理番号：12A1348458

低配位コバルト(II)ターフェニル錯体: 立体障害をもつケトンへの前駆体

Low-coordinate cobalt(II) terphenyl complexes: precursors to sterically encumbered ketones

著者 (6件)： GRIDLEY Benjamin M. (Univ. Nottingham, Nottingham, GBR) ,  BLAKE Alexander J. (Univ. Nottingham, Nottingham, GBR) ,  DAVIS Adrienne L. (Univ. Nottingham, Nottingham, GBR) ,  LEWIS William (Univ. Nottingham, Nottingham, GBR) ,  MOXEY Graeme J. (Univ. Nottingham, Nottingham, GBR) ,  KAYS Deborah L. (Univ. Nottingham, Nottingham, GBR)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 48  号： 71  ページ： 8910-8912  発行年： 2012年09月14日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低配位コバルト(II)錯体,(2,6-NaPh₂C₆H₃)₂Co(OEt₂)(1; NaPh=1-C₁₀H₇)及び(2,6-Mes₂C₆H₃)₂Co(2; Mes=2,4,6-Me₃C₆H₂),とCOの反応について調べた。1はCOと反応し,まれな化合物であるmeta位にアリール基を有するテトラortho-置換ベンゾフェノン,(2,6-NaPh₂C₆H₃)₂CO(3),を生成した。2とCOの反応ではターフェニル置換ケトフルオレノン誘導体(4)が得られた。3と4のX線結晶構造解析を行った。これらの結果から,Co(II)誘導体が大きな立体障害を有するケトン類及び関連化合物を合成するための新しい合成法に導くことを示した。

シソーラス用語： *コバルト錯体 ,  結晶構造 ,  分子構造 ,  X線構造解析 ,  *芳香族ケトン ,  *芳香族縮合炭化水素 ,  *一酸化炭素 ,  立体障害
準シソーラス用語： *フルオレン誘導体 ,  *ベンゾフェノン誘導体

分類 (3件)： コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  芳香族単環ケトン  (CF05170I) ,  その他の炭素縮合三環化合物  (CF06080R)

物質索引 (3件)： ビス[2,6-ビス(1-ナフチル)フェニル]ケトン ,  ビス[2,6-ビスメシチルフェニル]ケトン ,  3β-(2,6-ジメシチルフェニル)-8-メシチル-3,9a-ジヒドロ-2,4,9aβ-トリメチル-9H-フルオレン-9-オン

タイトルに関連する用語 (5件)： コバルト ,  錯体 ,  立体障害 ,  ケトン ,  前駆体