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J-GLOBAL ID：201202239992472480   整理番号：12A1485639

ROZZLE:インターネットマルウェアのマントを外す

ROZZLE: De-Cloaking Internet Malware

著者 (4件)： KOLBITSCH Clemens (Lastline, Inc.) ,  LIVSHITS Benjamin (Microsoft Res.) ,  ZORN Benjamin (Microsoft Res.) ,  SEIFERT Christian (Microsoft Corp.)
資料名： Proceedings. IEEE Symposium on Security and Privacy  (Proceedings. IEEE Symposium on Security and Privacy)
巻： 2012  ページ： 443-457  発行年： 2012年 
JST資料番号： H0889A  ISSN： 1081-6011  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Web型マルウェアは環境独自性を備え,特定のブラウザだけを標的とし,しばしばインストール済みプラグインの特定の版だけを攻撃する傾向がある。その結果,マルウェアはその特定環境でしか出現しない場合が多く,その検出は困難である。本論文は,環境特定のマルウェアが自分を暴露するように,単一実行内で複数の実行経路を探索する一方法として,JavaScript多重実行仮想計算機ROZZLEを提案した。単一パス多重実行手法の実装により,大部分のサイトであまりオーバヘッドなしにかなり多くのマルウェアが発見できる。65千JavaScriptマルウェアのサンプルを利用する実験では,ROZZLEは実行時検出器の有効性を約7倍に向上できた。平均オーバヘッドはCPU時間で10%,記憶容量で3%であった。

シソーラス用語： コンピュータウイルス ,  Web【情報システム】 ,  環境 ,  プログラム実行 ,  *簡易言語 ,  仮想機械システム ,  負荷 ,  有効性 ,  実験 ,  CPU時間 ,  記憶容量 ,  *コンピュータセキュリティ ,  *インターネット ,  *マルウェア ,  サイバー攻撃
準シソーラス用語： *Javaスクリプト ,  インターネットセキュリティ ,  ウェブセキュリティ ,  オーバヘッド ,  セキュリティ攻撃 ,  *マルウェア検出 ,  仮想計算機 ,  実行環境 ,  評価実験

分類 (2件)： 計算機網  (JC03000K) ,  データ保護  (JD01020V)

タイトルに関連する用語 (2件)： インターネット ,  マルウェア