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J-GLOBAL ID:201202239999902014   整理番号:12A1312561

異なる季節における温帯沼地からのメタンホルモン応出に及ぼす植物の効果

Effect of plants on methane emissions from a temperate marsh in different seasons
著者 (8件):
資料名:
巻: 60  ページ: 277-282  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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植物は湿地からのCH4放出に重要な役割を果たす。維管束植物はそれらの通気組織を介して嫌気ゾーンから大気へCH4を輸送し,それにより好気ゾーンをバイパスしてCH4放出率を大きく上昇させる。しかし,湿地CH4放出に対する植物効果のほとんどの研究は成長期に行われた観察に基づいている。非成長期における効果はまだ不明である。本研究では,成長及び非成長期における温帯沼地からのCH4放出に対する植物の影響を検討するクリッピング実験を実施した。結果は湿地からのCH4排出に対する植物の影響が異なる季節間で変化することを示した。植物介在CH4放出は植物成長期において総フラックスの38%に対応した。成長期後,植物が土壌から大気へCH4を輸送するかどうかを関連環境条件によりin situ決定した。秋には植物はCH4を輸送しなかった。これはCH4が植物器官を介してよりも土壌と水から容易に拡散するためである。表面土壌凍結期では,CH4拡散は遮断され凍結表面下に蓄積した。間隙水中の高濃度CH4は植物の器官に進入し,それらにより拡散するように強制された。植物を介した同受動拡散は本期間の総CH4放出の84%を輸送した。それにもかかわらず,植物は深部土壌凍結期には再度CH4を輸送しなかった。本データを過去の研究と組み合わせ,凍結土壌層が植物の根の深度平面を超える同期間において充分深く,自由水中のCH4は植物の器官に入ることができないためであることを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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気圏環境汚染  ,  植物生態学 

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